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2005 最新CDレビュー

(計56枚)

は満足度で5つが満点)

KORN

2005年ラストの紹介がヘヴィROCKの王者KORNの7作目。

僕はこのバンドについては、アルバムも全て持ってる訳じゃないので、あまり詳しく書くことは出来ないけど、今作からギターが1人減りました。

これは買う前に、CD店で@「TWISTED TRANSISTORを聴いて、即座に気に入ってしまってので購入を決意。結構メロディックなので、聴きやすい部類に入るアルバムでは?

デビュー作の頃のような生々しい楽器隊の鳴り、沈み込むようなダークネス、そしてジョナサンの本気モードの歌唱はここにはないけれど、これはこれで良いのでは?

賛否両論あるようだけど、僕は特別なファンでもないので、このアルバムは素直に受け止めることが出来ました。

SEE YOU ON THE OTHER

 SIDE

★★★★

12/30

3

COHEED & CAMBRIAのDrの実兄がリーダーNY出身のバンドの4作目。

最初、バンド名が「WAKE PIG」でアルバム名が「」だと思ってました。

音はCCと同じく一言で表現し辛く、ROCKPOPS・・・様々は音楽を吸収して消化しているけど、複雑な楽曲構成などから僕は「プログレROCK」だと思う。

歌自体は非常に聴きやすくて、プログレ系といえ、アコースティックギターが響き渡る素朴で耳障りの良い音作り。

フラメンコギターが聴けたり、叙情的な楽曲が凄く魅力的で、アルバム1枚通して楽しませてくれます。攻撃性には乏しいので、HRアルバムとして聴くと、ダメかもしれません。

僕は最近こういう音楽が好きやなあ。

WAKE PIG

★★★★

12/30

LAST AUTUMONS DREAM

何だか毎年この時期にレビューしてる気がする(実際してます)バンドの3作目。

さすがに今回はパスしようかな?と思っていたら、B!での評価がやけに高かったのでついつい買ってしまった1枚。

個人的に、前作のもどかしさを一気に吹き飛ばすような会心作!!というレベルじゃないけど、どの曲もメロディの哀愁度はUp。前も書いたけど、マルセル・ヤコブという個性的なBを活かしきってない音作りと全体的に軽い感じの音像は僕の好みじゃないし、何よりもカヴァー曲が多いというのもちょっと??かな。アルバムの半分近くが書き下ろしじゃなくて、過去の、他人の名曲をもって来たらそりゃこれだけのクオリティのアルバムは作れるでしょう。

アンディのネオクラシカル風味のメロディックなテクニカルギターソロもこれまで同様素晴らしいし、捨て曲無しの傑作だと思うけど、上記の理由で満点じゃありません。

WINTER IN PARADISE

★★★★☆

12/20

BAD HABIT

スウェーデンのメロディアスハードバンドの7年振り4作目。

前作「ADULT ORIENTATION」も同時に買ったんやけど、こちらの方が若干ハードです。

ギターの出番も多くて、ソフトAOR路線の前作よりもこちらの方が僕は好きです。

1曲目、2曲目とちょっと重た目の曲でスタートするので、とっつきが悪いけど、メロディの質は抜群で、何度も聴くとジワ〜っと良さが分かります。

B「ALL THAT I WANTでようやく彼ららしいフックの効いた爽快なサビメロの曲が登場して何だか安心します。やはりF「I WANT TO KNOW」I「ILL BE THE ONE」K「THE AIR THAT I BREATHEといったミディアムテンポの哀愁Songが彼らの持ち味を発揮できる曲だと思うけど、E「ALIVEのようなハードロック系の曲でもっと勝負して欲しい気もする。

何だかんだと買ってから聴きまくりのアルバムです。

HEAR-SAY

★★★★☆

12/20

THE DARKNESS

デビュー作でいきなりスターダムに駆け上がったバンドの期待の2作目。

はっきり言って、全曲最高にキャッチーなメロディに包まれた文句無しの傑作です。

デビュー作よりも僕はこっちの方が好みで、買ってからほぼ毎日のように聴いてます。

これだけアルバム1枚まるごと曲を飛ばすことなく聴けるアルバムは最近無かった。

強いて言えば、冒頭の1分のSEが邪魔だと思う程度。

全てお気に入り、捨て曲無しやけど、以前からラジオで流れていたシングル@「ONE WAY TICKETが最高にお気に入りで、まさかここまでハマるとは思わなかった。イントロの骨太なリフにコンコン・・・とカウベルが被さった瞬間、カッコイイ!と思ってしまう。

変な裏声も気にならないし、なによりサビメロがキャッチーで、いつも車の中で「ONE WAY TICKET TO HELL AND BACK!♪」と一緒に歌っております。

もはやHRではないと思うけど、ポップロックの範疇では最高レベルのアルバムだと思うので、理屈抜きに洋楽ファンなら必ず楽しめると思う。

ちなみに、僕の買ったCDに日本語解説書が2部入ってました。当たり!って感じ。

ONE WAY TICKET TO

HELL...AND BACK

★★★★★

12/15

SANTANA

コラボレーション3部作の3枚目。前作同様、豪華キャストとの競演が聴き処。

@「HERMESA「FUEGOといった真冬でも真夏のように熱いノリノリのラテンナンバーに続いて、アルバムの最初のハイライトと言えるミシェル・ブランチのB「IM FEELING YOU。前作で僕が年間NO.1Songに挙げた「THE GAME OF LOVE」とよく似た曲調やけど、それを上回っていないのがマイナスポイント。

アルバム最大の目玉を言える、スティーブン・タイラーのD「JUST FEEL BETTERはロッカバラード風のなかなかの名曲。どちらもサンタナのギターはヴォーカルと真っ向勝負で、常にヴォーカルメロディの裏でソロフレーズ、オブリ弾きまくり。まるでヴォーカルとギターのツインバトルのようです。後のヴォーカルゲストはROCK畑じゃないのでここでは特に書きません。そしてH「TRINITYではなぜかカーク・ハメットがメタリカでのソロのように得意のワウペダル踏みまくりのソロで参加。

ラテンナンバーとROCKPOPSBLACK・・・と様々なスタイルがアルバムの中で同居してるけど、どの曲でもスタッカート、トリルを多様した独特のギターワークは不変です。

夏に聴けば最高やなと思わせるアルバムで、これも前作同様やはり傑作です。

ALL THAT I AM

★★★★☆

12/2

KATE BUSH

なんと、もうその存在すら忘れかけてたけど、突如として発売された12年振りの新作。

嬉しいことに2枚組でボリューム満点。

前作「THE RED SHOESはかなりポップに作られてたけど、これはそういう分かりやすい部分はあまりなくて、ひたすら幻想的で深遠な音世界が繰り広げられています。

レビューに時間がかかったのは、これは数回聴いてすぐに判定を下すようなアルバムではないな、と思ったからです。最初は非常にとっつき悪いというか、静かで退屈なアルバムかな?と思ったけど、そこは何度も繰り返し聴くうちに、やはりじんわりと心に響く癒しの作品だな、と思った。歳も歳だし、息子さんも生まれて今更「嵐ヶ丘」のようなエキセントリックな曲は歌えないやろし、空いた時間を考えると、当然こうなるべきといった内容。落ち着きます。

AERIAL

★★★★

12/2

STRYPER

15年振りの復活アルバム。やはり音の方は噂とおりのモダンなものになっていて、ダークで重いギターリフに、スカタン軽いドラムのスネアを最初聴いた時は「うわッ!」と思った。

この聴いた時の感触は、EUROPEの最新作START FROM THE DARKを聴いた時と似ていて、全くダメか、というのではなくて、じっくり聴くとバックはモダンであっても、彼ららしい良いメロディまで無くなってる訳じゃありません。(じっくり聴かなアカンのかい?!という声はあると思うけど)。

かつての全盛期の頃を忘れて頭を切り替えて数回聴くと、アルバム中盤あたりからミディアムテンポ中心のジワジワ〜っと良いメロディが沁み込んでくる曲が多くて、「あー駄作のレッテルを貼らずに済んだ」と胸を撫で下ろしました。

歌ってるのはマイケル・スウィートだし、声は変わってる訳じゃないのでご安心を。

ただし、CALLING ON YOUALWAYS THERE FOR YOUのような身がよじれるようなメロディラインや、天にも昇るような美しいコーラスワークは皆無なのであしからず。

REBORN

★★★☆

11/24

SYSTEM OF A DOWN

MEZMERIZEに続く2枚組の第2弾。当然、音的には1枚目の延長線上にある訳やけど、今回の方がよりメロディックにメランコリックになったような気がする。

お約束の変態的なメロディライン、強引な楽曲の展開も健在で、暴れるところでは思いっきり激しく、泣かせるところでは思いっきり切なく・・・とメリハリの効いた曲作りは素晴らしい。

ダブルヴォーカルの掛け合いにも更に磨きがかかり、様々な楽器のアイデアを駆使し、コンパクトにまとめられた楽曲は全く隙がなく、アルバムの途中でダレることなく一気に聴きとおせてしまう魔力を秘めてます。

これはある意味究極の先鋭的ヘヴィメタルアルバムではないでしょうか。

文句無しの傑作アルバムです。

HYPNOTIZE

★★★★★

11/24

DARK ILLUSION

これは気に入った!これは個人的年間BESTアルバム候補の1枚。

聴いた瞬間に「80年代?」と錯覚してしまうようなオーソドックスな正統派ピュアハードロック。ギターリフもLAメタル系のものばかりだし、ヴォーカルは僕のような素人でも明らかに上手いと思う。スウェーデンのバンドらしくコーラスワークはTNTのよう。

疾走曲(この疾走曲もアメリカンHR風で決してパワーメタル系ではありません)もアルバムの要所要所にきちんと配置されてるのが非常に美味しくて、思わず通勤車内で朝からヘドバンかましてしまいました()

まずはグリッサンドからGリフ、そしてドラムスが被さるという本当に古典的なパターンで始まる曲が多いし、今時単純なタッピングトリルを恥ずかしげもなく弾くなんて20年前のアルバムを聴いてるようです(笑)

どこかで聴いた事があるな・・・と思わせる楽曲が多いものの、80年代のHR全盛期の良い部分を凝縮したようなこのアルバム、はっきり言って文句無しにカッコ良い。というか、僕の非常に好みの音です。正統派HR好きは聴くべし!

BEYOND THE SHADOWS

★★★★★

11/21

CATHEDRAL

3年振りの8作目。僕は2ndからリアルタイムでずっとでこのバンドを追いかけてきて、とうとう6作目で見切りをつけてしまいました。

しかし、初期の頃の雰囲気が戻っているとの情報で再び購入。

確かに、沈み込むようなドゥームナンバーは殆ど無く、サバス直系の単音のハネたリフが乗るキャッチーでノリの良い曲が多いです。中でもD「CORPSECYCLEはこれまでのキャリアの中で1番ポップな部類に入るかもしれません。

リー・ドリアンのダミ声ヴォーカルは相変わらずすっごく下品だし、ギャズのギターリフもワンパターンと言えばワンパターン。何も目新しい部分はないけど、この昔懐かしのブリティッシュHRの泥臭さをここまで表現できるのは流石カテドラル!

アルバム目玉のラストの27分という超大作H「THE GARDENは、元々楽器隊のフレージング、ワザの引き出しが少ないバンドにしては頑張ってると思うけど・・・・

THE GARDEN OF

 UNEARTHLY DELIGHTS

★★★★

11/16

STEVIE WONDER

「そんなに久しぶり?」という10年振りの新作。CD店へ足を運ぶ度に山積みになってるこのアルバムを何度も目にしているうちに、とうとう根負けして買ってしまいました。

個人的には特にスティーヴィーのファンという訳でもないけれど、「心の愛」を始め、大好きな曲はたくさんあります。

もう超ベテランの領域に達してるのに、その歌声は全く衰えることなく、いつもの調子で朗々と歌ってくれております。

キャッチーなポップス、バラードと聴くだけで心が和むような楽曲がビッシリと詰っており、ポップスファンなら納得の1枚だと思います。

「あー昔はこういう純粋なポップスが大好きやったな・・・」と何だか洋楽を聴き始めた頃の懐かしい気分になりました。貫禄の傑作アルバム。

A TIME 2 LOVE

★★★★☆

11/14

NEVERMORE

アメリカのヘヴィメタルバンドの6作目。美しくも気味悪いジャケから「デスメタル?」と想像してしまうけど、ヴォーカルが元SANCTUARYのウォーレル・デインなので当然「デス」じゃありません。しかし、@「BORNの突撃型のギターリフ、音作りは完全にデスラッシュそのもの。バック演奏だけ聴くと、AT THE GATESSOILWORKのよう。

前半にアグレッシヴな曲を並べて中盤にはバラードも登場。ウォーレルのあまり抑揚のない呪文のようなヴォーカルをどう思うかがポイントなんやけど、ここをクリアーすれば、バックの演奏陣は凄くタイトだし、巧みに+練られた緩急自在の複雑な楽曲は、ダークな雰囲気タップリでどれもこれもサラリとは聞き流せないものばかり。

そして、このバンドは何と言っても、2本のギター!昨今のNONギターソロの流れに真っ向勝負するかのように流麗に弾きまくり。タッピング、スウィープと超テクニカルなフレーズがビシバシ切り込まれる様は圧巻。二人ともメチャウマです。決してメロディックなヘヴィメタルじゃないけれど、緻密に構築されたギターリフ、ツインの高速ギターフレーズが乱舞する様は僕のようなギター弾きには堪りません!これは「ギターアルバム」の傑作です。

THIS GODLESS ENDEAVOR

★★★★☆

11/12

HELLOWEEN

「守護神伝」というタイトルは、初期からのファンなら思いっきり期待してしまう。

その初期の歴史的名作「守護神伝T」はカイ・ハンセンが作り上げ、「守護神伝U」はカイとヴァイキーの二人が作り上げた。当然、この「新章」にはカイは居ないし、ヴァイキーも数曲のみの作曲なので、全く音楽的な共通点は見当たらない。ハロウィン音楽の象徴的存在であるヴァイキーも今回はこれまでのような楽曲作りの冴えは見られなかった。ツインリードの構成にしても、「T、U」のようなゾクゾクする展開は見当たらないし、アンディ・デリスの濁ったVOではやはりマイケル・キスクのような高貴なオーラは出せない。アンディ加入後の個人的最高傑作である「THE TIME OF THE OATH」を上回ってるとはとても思えない。

2枚組みで疾走曲も多く、2本のギターの弾きっぷりもこれまで以上だし、迫力のあるドラムスも素晴らしくて、ジャーマンメタルの元祖たる気合の入った音は提供してくれてるけど、如何せん、全体的な楽曲のメロディが乏しいし、2枚組みのそれぞれの冒頭の2曲の大作もカイの「HELLOWEEN」、ヴァイキーの「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」という2曲の大作とは構成力、楽曲の魅力共に負けてる感は否めない。個々のパーツをじっくり聴くと、昔のアイデアが多く、個人的には期待した分逆に残念なアルバムだった。普通にこれまでの流れを踏襲した新作という位置づけならもっと納得したかもれないけど。

そんな不満の中、唯一、リピートしまくってるのが@「The King For A 1000 Years。これはキャッチーなサビのハロウィン節が冴えてます。

守護神伝−新章−

★★★★

11/3

CHANGE OF HEART

UKのメロディアス・ロックバンドの3作目。

フォリナーのルー・グラムに似ているヴォーカルが凄く好印象で、ハイトーンでシャウトするあたりはまんまルー・グラム。(絶対Voはルーを意識してると思うな)

シンセが活躍する場面が多くて、その煌びやかでクリア−なサウンドはALIENのチープでほのぼのとした音作りとは対照的。

これといったキラーチューンが無い代わりに、どの曲もメロディックで高水準。逆に、一発で頭に残るような疾走感のある爽快ポップSONGが無いので、何度も聴いて味の出る渋いアルバムと言えるかもしれない。

そのヴォーカルの歌いっぷりからも現代版「FOREIGNER」といった感じかな?

中でもバラードB「DESPERATE HEART、サビがキャッチーなC「HOLD ON、バックのピアノが非常にカッコ良いH「KEEP ON BELIEVINGあたりがお気に入り。

TRUTH OF DARE

★★★☆

10/30

OPETH

巷では「最高傑作か!」と評価の高い最新作。

正にOPETH以外何者でもない世界が繰り広げられてます。

1曲目が始まって即デスヴォイスで「ヴォェ〜」とこられたら普通の音楽ファンは仰け反ってしまいそうになるけど、そこは普通のデスメタルバンドと違って、深遠な音楽を目指してるだけに一筋縄ではいきません。

10分を超える大作が8曲中4曲を占め、プログレッシブにどんどん展開していく様は圧巻。デスヴォイスとノーマルヴォイスを絶妙のタイミングで使い分け、静と動の対比を上手く表現する作曲能力は絶品の域に達している。

相変わらず、非常にダークでヘヴィな音楽やけど、その中でこれだけ「美しさ」を描き出すバンドは珍しい。シンセの味付けも巧みの技なんやけど、ノーマルヴォイスパートが叙情的で凄く印象に残る。何度も聴いてこの世界を味わいましょう。

GHOST REVERIES

★★★★

10/30

ALIEN

スウェーデンのメロディアス・ハードバンドの10年ぶりの再結成アルバム(5作目)。

僕はこのバンドの音を聴くのは初めてやけど、期待どうりというか、期待以上でも以下でもなかったというのが正直な所。ま、良質なメロディアスハードには違いないけれど、派手な部分がある訳でなく、純粋に北欧らしい叙情的なメロディをサラサラっと聞かせてくれる。

この手にバンドには必要不可欠なややハスキーヴォイスのヴォーカルと、哀愁のメロディを紡ぐギターワークが何だか音全体から物寂しさを醸し出している。

如何にも「メロハー」という@「DARK EYES」B「OH SARAHという曲も良いと思うけど、出だしの雰囲気がTHIN LIZZYな哀愁ギターの冴えるC「FALLING ANGEL、ロックンロールサイドに曲調を振ったE「WILD ONEといった曲が僕の耳を引きました。

まずまずの好盤なんで、メロディアス系のファンは買って損しません。

DARK EYES

★★★★

10/29

DISTURBED

アメリカはシカゴ出身の3作目。ジャケ買いした1枚です。

このバンドは全く聴いたことがなかったので、そのジャケからてっきりモダン〜ラウド系の音だと思って聴いたら、ビックリ!ヴォーカルも含めて音は至極正統派。

そのヴォーカル(声質はジェフ・スコット・ソート風?)は起伏の激しいリズム(ラップ調も含めて)、メロディを軽々歌いこなし、ギターリフは今時のヘヴィロックの流れを汲んだ非常にグルーヴィなもの。

当然、こういうバンドは「ギターソロ排除」やんやけど、一応数曲で収録されてるのもちょっぴり嬉しい。では、肝心のメロディはというと、結構耳障りの良いキャッチーなもので、ヴァース〜ブリッジ〜コーラスと全てにしっかりと哀愁のメロディラインがある。

聴いていて非常に気持ちの良いノリノリハードロック。GENESISのカヴァーも渋い選曲。

ジャケ買いのアルバムだったので、とても得した気分になりました。文句無しの名盤!

TEN THOUSAND FISTS

★★★★★

10/29

ANNIHILATOR

カナダのスラッシュメタルバンドのとうとう11作目です。

ジェフ・ウォ−ターズのギターはスラッシュメタル界でも屈指の凄さやけど、このアルバム聴いて完全に平伏してしまいました。ソロのテクニックは当然として、何せリフの弾きこなしに唖然・・。リズムに対して、寸分の狂い無く刻まれるリフは本当に職人芸です。ドラムスとベース(ジェフが弾いてます)とギターリフが一体となって畳み掛ける様は爽快感すら覚えます。

アルバ全体は、ミドル〜ヘヴィナンバー中心やけど、A「DRIVE」D「INVITE IT」F「PRIDEという3曲のスピードナンバーが良いアクセントになっていて、どれも聴き応え十分。

ヴォーカルメロディよりも、楽曲の攻撃性、ギターのテクニックで勝負するバンドなので、そういう意味では、初期メガデスのインテレクチュアル・スラッシュメタルに1番近いのは彼ら(彼?)で間違いないでしょう。非常に濃密なアルバムです。

SCHIZO DELUXE

★★★★

10/26

COHEED & CAMBRIA

NY出身のROCKバンドの3作目。

長ったらしいタイトルからも分かるように、これは全4章からなるコンセプトアルバムの第4章の前編で、僕は歌詞を全く読まないタチなので、歌詞、物語は全く分からいけど、確かにストーリーアルバムというのは、アルバム構成、音から十分受け取れます。

「新世紀のRUSH」(僕はこの肩書きを見てこのバンドのCDを買いました)と呼ばれてる訳やけど、ヴォーカルがゲディ・リー風ハイトーンというのと、音はシンプルながらも、変拍子を多様した複雑な楽曲という辺りは確かにRUSHです。でも、メロディの質は全然違うし、各楽器隊もド派手に出しゃばったりしていないので、あのスーパートリオと比べる自体間違ってるような気がする。

このバンドは、楽器のテクニックを主張する音楽ではなくて、叙情的なメロディをじっくりと味わい深く聴かせる「歌モノプログレ・ロック」だと思いました。

ポップなメロディと軽いタッチの音作りは、とても昨今のアメリカのバンドとは思えません。

これは長い時間楽しめる傑作です。決して「プログレハード」ではないのでお間違えなく。

GOOD APOLLO IM

BURNING STAR W VOL1

★★★★☆

10/26

NOCTURNAL RITES

2ndアルバムからリアルタイムでずっと追いかけてきたバンドです。知らぬ間に7作目になってしまって、そろそろこのバンドも卒業かな?と思ってたけど、BBSを読んで気になって買ってしまいました。

今回もこれまでと変わらず良質なメロディック・パワーメタルアルバムで、変わったと言えば、冒頭からいきなりまったりミディアムテンポの曲でスタート。掴みは渋いです。

2ndから受け継がれている歌メロのクサさは相変わらずで、A「NEVER TRUSTのサビなんかは悶絶モノ。続くB「STILL ALIVEもこれまた名曲で、この連続2曲は堪りません。

何だか、全般的に疾走感は減退したけど、代わりにギターソロはよりテクニカルになって、特にF「END OF OUR ROPEのツインの超高速スウィーププレイは溜息モノで、僕がこのアルバムで1番のお気に入りPOINTはこの曲の4:00からの「3秒間の連続スウィープ」なのです。いやあ素晴らしい!勿論、アルバムの出来も素晴らしいけど、メロパワは最近の僕の趣向じゃないので★の数は4つです。

GRAND ILLUSION

★★★★

10/16

SWITCHFOOT

アメリカはサンディエゴ出身のロックバンドの本邦デビュー作。前作は250万枚を売り上げ、全米チャート200位に113週ランクインという記録を作ったそうな。

サーフィンと音楽をこよなく愛するという彼らの音は、最近のモダン風味の加わったごくオーソドックスなROCK。(サーフィンと聞いて、てっきり海岸系の爽やかポップを予想してたけど、ちょっと違いました。)

アメリカのバンドらしい伸び伸びとした雰囲気の雄大な音作りに叙情的なメロディを配した楽曲はじっくり鑑賞するに堪えうるクオリティを誇り、A「STARSといういかにも陽気な「アメリカンROCK!」という曲がメインと思いきや、ミドルチューンのC「THE SHADOW PROVES THE SUNSHINE」、バラードのE「THE BLUESはなぜかU2になってしまうという一面も。(歌もボーノに似てる!)

ギターソロは当然皆無で、そこはギタリストとしては不満が残るけど、上記の曲やサビが印象的なJ「WE ARE ONE TONIGHT(これもU2にクリソツ)を始め、名曲揃いの傑作アルバム。

NOTHING IS SOUND

★★★★

10/10

THE RASMUS

2年半振りの新作。

音楽性は傑作だった全作と変わらないけど、メロディの質感がUPしていて、バンドの売りでもある歌メロにおける泣き具合、哀愁度は更に磨きがかかってます。

特に、D「LAST GENERATIONH「KEEP YOUR HEARTBROKENのサビメロは、一聴しただけでググっと胸を締め付けるような哀愁を放っていて扇情度抜群。

ここまで分かりやすいコテコテのメロディラインを作るROCKバンドは最近珍しい。

全体的な音象は、北欧フィンランドのバンドらしい「清涼感を伴う独特の陰鬱さ」が漂う独特の音色のギターを中心としたヘヴィなハードロック。そこにこの歌メロが乗るもんやから、もうメロディアス愛好家は確実にKOされるでしょう。

アルバム構成も巧みで、前半から聞き手を引き付ける強力メロディを連発しておいて、ラストのJ「DONT LET GOで静かに締める。

ROCKファンのみならず、洋楽ファンは必聴の文句なしの大傑作!

HIDE FROM THE SUN

★★★★★

9/21

BON JOVI

ぶっちゃけ、僕の中でのBON JOVIは、NEW JERSEYまでのモロ王道アメリカン・ハードロック路線の雰囲気が残るKEEP THE FAITHで終わってました。

THESE DAYS以降は落ち着いてしまって何だか聴いていてワクワク感が無かった。

(そりゃ、じっくり腰据えて聴く分には良いのかもしれんけど・・・)

そんな流れがあったので、期待せずに聴いたこの超ダサジャケのアルバムやけど、ラジオで以前から流れまくりの@「Have A Nice Dayは僕のような初期からのファンとしては、「おおっ」と思わせる出来やった。「どーせこの曲だけで他はまたイマイチかい??」と思ってたらそうではなかった。

例の「ダン♪ダン♪」というお約束のキメのリズムは連発するし、曲調も似たり寄ったりだけど、彼らも40をとっくに超えて今更「夜明けのランナウェイ」みたいな曲を書ける訳はなく、歳相応、否それ以上の若さ、勢いをこのアルバムからは感じました。

如何にもアメリカンロックなC「Who Says You Can't Go Home?、彼ららしい甘酸っぱいメロディのフックが効いたG「Last Cigarette」、雄大なH「I Amあたりが僕のお気に入りで、KEEP THE FAITH以来の久々の傑作だと思います。

HAVE A NICE DAY

★★★★

9/19

ALABAMA THUNDERPUSSY

バンド名が「アラバマ・サンダープッシー」という書くのも憚られるようなすんごい名前。

ドゥームメタルバンドだったみたいやけど、実際に聴いてみるとそんなことはなくて、70年代風の昔懐かしのハードロック。

そこにサザンロックと最近のヘヴィロックをプラスしたような作風で、MOLLY HATCHETSPIRITUAL BEGGARSと足して割ったような感じ。

ヴォーカルはダミ声でデスヴォイス一歩手前。ま、全体的にはダークでヘヴィな音楽ですが、アメリカらしい豪快なヘヴィネスと70年代の正統派HRが見事に調和。曲によっては「これが同じバンドの演奏?」というのもあります。泥臭いロックを聴きたい人は是非どうぞ。

FULTON HILL

★★★☆

9/19

LORD OF MUSHROOMS

モナコ公国というちょっと意外な国出身のプログレバンドの日本デビュー作2nd。

いわゆる典型的なプログレハード作なんやけど、このバンドはかつて数多出現したDTの亜流バンドとは一線を画する。というのも、演奏レベルが高いのは当然として、このバンドはとにかくメロディがポップで、音の作りがファンタジック!

変拍子を多用した複雑で長い曲でも耳当たりが良くて、非常に聴きやすい。曲全体の雰囲気が重くなくて、軽くサラっとコミカルに聴かせてくれるのも巧みの技です。

ライナーになるように、IT BITSEVERONSHADOW GALLERYというのも納得。

今年出たDT、SGといったプログレ界の大御所達のアルバムに全く引けを取らない素晴らしい傑作だと思います。というか、1番の数が多いのがコレやん!

7 DEADLY SONGS

★★★★☆

8/30

JOURNEY

ミニアルバムRED 13」から約3年ぶりのフルアルバム。

冒頭の@「FAITH IN THE HEARTLAND」 A「THE PLACE IN YOUR HEARTの躍動感溢れるスペーシーな2連発は、80年代全盛期だった頃の香がプンプン漂う名曲で掴みはOKです。

中盤でミディアム〜バラード系の曲でクールダウンさせて、8曲目から再び疾走。

オウジェリーの歌声はもう気にならないし、各メンバーがリードヴォーカルを取った曲もアルバム内で良い意味でアクセントになってます。特に、ニールが歌うVAN HALEN風疾走ブギーのH「IN SELF-DEFENCEはクールやね。

今回は、ここ数作のバラードに頼りがちだった作風から往年の勢いを感じさせてくれる傑作だと言えます。ドライヴ感溢れるナンバーが多いのが個人的に非常に嬉しいし、ラストを締めるM「NEVER TOO LATEもバラードではなくて、如何にもJOURNEYという疾走ナンバーなのがミソ。

TERRA NOVAもそうやけど、過去の名作ESCAPE」「FRONTIERS」「RASED ON RADIOに比べりゃ正直劣るかもしれないけど、「今」こういうのが聴けるというのは最高の気分です。

GENERATIONS

★★★★☆

8/27

TERRA NOVA

久々の復活作である4作目。アルバムタイトルは同日発売のJOURNEYと何かの因縁か?

1曲目の爽快な疾走曲を聴くと、最高傑作であるデビュー作のLIVIN' IT UPを思い出してしまいました。

トータルの出来は、まさにTERRA NOVAという爽快且つ哀愁感たっぷりのメロディアスハードの逸品で、個人的に1st〜2nd〜3rdと楽曲作りのネタ切れがそのまんまトータルクオリティの低下に繋がったように感じてたんやけど、間隔が開いたお陰で1stを初めて聴いた感覚を受けた。

ま、ドラムのスネアの音はポコポコで全くお話にならないレベルやし、ギターリフにしても、「リフ」と呼べるようなものは無くて、ワンパターンのコードの刻みのみで聴き所は皆無。

メロディラインは過去の3作を踏襲するものなので、目新しさも何もないけれど、変にポップスに走ったAQILAに比べればハードロック度は数段UPしているし、「復活」ということでかなり嬉しかったのも事実。

「期待を裏切らなかったお約束アルバム」ということで、楽しく聴けました。

ESCAPE

★★★★☆

8/27

BIOMECHANICAL

UKから超激烈ヘヴィメタルバンドの登場。

BBSで話題にならなかったら全くスルーしてた一品なんやけど、これがマジで凄すぎ!

ブルータル且つテクニカル。正に音の塊。一瞬の隙の無い作り込みは聴き応え十二分。

リフのメカニカルな構築度合はSOILWORKに近いもんがあるかも。

デスメタルと形容してもおかしくない@「ENEMY WITHINはいきなりカッコ良すぎですねえ。

ヴォーカルはデスヴォイスからジェフ・テイト風ハイトーンまで何でもござれで、ギターは講師をしてるだけあってテクニックは抜群。

重苦しくダークな作風ながら、ラストには劇的なシンフォニックな組曲が用意されていて、音楽性の懐の広さも見せてくれます。

何度も聴く度に新たな発見があるコアな作品で、これはROBIN BECKのように「リラックスして聴く」なんて聴き方は到底無理。常に対峙しながら聴かないといけません。

真のヘヴィメタルファンは聴くべし!

THE EMPIRES OF THE

 WORLDS

★★★★☆

8/27

ROBIN BECK

女性ROCKヴォーカリストのソロアルバムです。

この声、歌い方は、僕が女性ヴォーカルでは1番好きなHEARTのアン、ナンシー・ウィルソン姉妹に非常に近いものがある。もっと言うと、声はナンシーで歌い回しはアンか。(1曲目はかなりアン・ウィルソン意識してるのが分かります)。

楽曲は、80’Sを彷彿させるちょっと懐かしめの王道メロディアス・ポップロック。

曲自体も黄金時代のHEARTっぽいのが多いような気がする。

ここ最近の女性VOのROCKアルバムとしては最高水準の出来で、肩肘張らずにリラックスしながら聴けるので、通勤時、自宅でのBGMにと大活躍です。

DO YOU MISS ME

★★★★★

8/25

SENTENCED

フィンランドの慟哭メタルバンドの最終作。

前作THE WHITE COLD LIGHTは正に慟哭メタルの傑作だったけど、このアルバムは随分と初期のデスメタルの雰囲気が漂う感じ。というか、ストレートなテンポの良いヘヴィメタル曲が多くて、これまでやってきた音楽の集大成という趣。

当然、歌メロには得意とする泣きのメロディがふんだんに出てくる訳やけど、「自殺メタル」と言われる程の絶望感は正直感じられなかった。本編ラストのL「END OF THE ROADの哀愁たっぷりのギターの泣きには流石にググっとキたけど・・・これが今回の目玉やね。

で、個人的にこのアルバムを聴いていて何だかRAGEと凄く被った。ヴィレとピーヴィーのダミ声ってかなり似てるのでは?おまけにメロディのフックも何だか似てる。

ラストだけにもっと徹底的に泣いてくれると思ってたのがちょいと肩透かし?

THE FUNERAL ALBUM

★★★★

8/18

ZENO

7年振りのアルバムは何と80年代に作曲済みのアウトテイク集。って、このハイレベルな楽曲がホントにアウトテイク?どれも良質なメロディアスハードでこれまでお蔵入りしてたのが不思議です。

通しで聴いても寄せ集め的な印象は受けないし、逆に捨て曲なんぞはありません。

特に、アルバム前半のA「TONIGHT」B「HARD BEAT」C「DREAMING THE NIGHT AWAYのメロディアスな名曲3連発には完全にヤラれました。

僕はモロにポップSONGE「VICTORIAがやっぱアルバム中で1番好きかな?

いや、やはりFAIR WARNINGちっくなCか?(ま、どっちでもええんやけど)

肝心のジーノのギターも弾き過ぎることなくメロディのツボを突いたプレイは流石。

今度発表される完全な「新作」が待ち遠しくなりました。

ZENOLOGY U

★★★★★

8/18

OBITUARY

元祖デスメタルバンドの8年振り復活作。

1曲目のインストを聴けば、「あ〜オビチュアリーやなあ」という感じ。独特のグルーヴと粘りのあるギターリフはオリジナリティ抜群。

WORLD DEMISEの重苦しいヘヴィさと最高傑作CAUSE OF DEATHのオドロオドロしさが同居したかのような作風は文句無しの出来栄え。

当然、ジョン・ターディの喉がはち切れそうなヴォーカルも衰えておらず、聴けば聴く程このバンドの音にハマってしまいます。

この独特のヘヴィな「ノリ」は他のデスメタルバンドには真似出来ないでしょう。

文句無しの傑作だと思います。

FROZEN IN TIME

★★★★☆

8/7

GATE

ノルウェーの女性VOのロックバンドの2nd。

読み難いけど、バンド名は「ゴーテ」、アルバムタイトルは「イセリルヤ」と読みます。

CDの帯にもあるように、このバンドの音楽性は多様で、プログレ、ゴシック、ハードロックをベースにフォーキーでトラッド風味を加えたもの。

マニアックな音楽だと思うけど、これが非常に完成度が高くて、聴き込みに耐えうるだけのクオリティを誇ります。(う〜ん、この「音」は言葉で説明するのが難しいな…)

肝心のヴォーカルも透明感があって、叙情的な楽曲の雰囲気にとてもマッチしており、また新たな女性VOのお気に入りバンドが増えたな、という感じです。

ISELILJA

★★★★

8/7

SHADOW GALLERY

5作目。このバンドにハズレアルバムはなくて、今回も期待通りの出来。

静と動のバランスが絶妙で、アグレッシヴな「動」よりも、「静」の方が魅力的な仕上がりになってます。といっても、DTのように楽器隊のテクニカルバトルが減ってしまった、ということも無いので、プログレ、テクニカルな音楽が好きな人は安心して楽しめます。

ま、5作目ともなると歌メロは「シャドウ・ギャラリー節」というか、目新しさはありません。それに、聴いていてふと気になったのが、ヴォーカルの声質。プログレバンドにありがちなハイトーン系ではなくて、中音域でイマイチパッとしないタイプなので、バックの緊張感溢れるインストパートに比べて、ヴォーカルパートがどうも間が抜けて聞こえてしまうのは僕だけ?

いや、内容は抜群ですよ!

ROOM FIVE

★★★★

7/26

USER

はい!文句無しの5点満点。今年のNO.1アルバム候補の登場。

2年前のLILLIX以来の衝撃。「素晴らしい」の一言。

これはスウェーデンで発売されたデビューアルバムで、2年遅れで日本発売された訳やけど、とにかく、女性ヴォーカルのリンダの声が可愛くて最高!ロックバンドのヴォーカリストとしてよりも、単独のソロアーティストでも十分やっていけそうです。

肝心の楽曲も@「HIDEを例にとると、ヘヴィなエレキギターで始まって、ヴァースはモダンな味付けのヘヴィロック調。ところが、サビに入った途端、目の前がパっと開けるように悶絶メロディが登場!このサビメロだけで僕はKOされました。これ、ラジオで流れたてきたら皆確実に耳がスピーカーに釘付けになること請け合い。素晴らしい曲です。

続くノリの良いパンキッシュなA「DO YOUもメロディラインのフックが素晴らしい。

同じようなパンク風のAVRIL LAVIGNEのヒット曲のSK8ER BOIを超えました。

単なる女性ヴォーカルのポップロックで終わらないのは、そのメロディラインとキュートな歌唱が素晴らしいから。バラードI「RIGHT WORDSなんてDEBBIE GIBSONかと思ってしまいました(笑)。

おまけに、初回盤は3曲収録のDVDがついて2300円。こりゃお買い得過ぎる!

USER

★★★★★

7/10

NILE

もうとっくにデスメタルは卒業してしまったけど、デビュー作からずっと追いかけ続けてるのがこのNILE。車のCDプレイヤーに入れた途端、怒涛のブラストビートに鼓膜は破裂寸前。

流石にヘヴィメタル暦19年を誇る僕でも、歳のせいか轟音デスメタルは厳しくなってきたけれど、それでも「聴きたい!」と思わせる魅力が彼らにはあります。

単なるブラストで突っ走るだけの勢いデスメタルなら聴く気も失せるけど、やはり彼らの魅力はこれまで同様、エジプト音楽をベースにしたオリエンタルな音階とデスメタルの融合。

異国情緒(?)たっぷり漂うインストは雰囲気満点。

しかも、ドラムスのテクニック、ギターリフの鋭い切れ味、気持ち悪さ120%のディストーション・ヴォイスとどれをとっても業界最高峰レベル。これはある意味、ヘヴィメタルの「芸術品」と言っても差し支えないと思います。

最近J−ポップやソフトな音楽ばかり聴いてた僕の耳にカツを入れてくれました。

これぞ、デスメタル!これぞ真の暗黒メタル!

10年前の僕なら確実に満点のアルバムです。今は繰り返し聴くのは流石に苦しいわ。

ANNIHILATIOM OF THE

WICKED

★★★☆

7/10

DREAM THEATER

買ってからレビューするまでに随分と時間が掛かってしまった・・・。

ようやくアルバム全体が掴めるまで聴き込んだ訳やけど、結果的に、僕にとってはやはり「?」でした。これまでのあり線なノーマルバラードのA「THE ANSWER LIES WITHIN、ドメジャーのポップSONGC「I WALK BESIDE YOUといった曲は1回聴いただけでも耳に残るフックを持ち合わせてるけど、「DTらしいか?」と言われれば、それらはある意味王道から逸れてる訳で、答えは「NO」。じゃ、本来の「らしさは?」と問われれば、どの曲もピンポイントでハマる曲が無くて、どうしてもメロディ、インスト部、双方において物足りなさを感じてしまう。

ラストの超大作G「OCTAVARIUM」もピンク・フロイドのSHINE ON YOU CRAZY DIAMONDオマージュとも言うべきイントロから始まって、終盤のテクニカルバトルは聴き応え十分ながらも、トータルではこれまでの大作のような緊張感は出せてません。

そんな中、僕の1番のお気に入りはアルバム中でも最高の攻撃力を誇るD「PANIC ATTACK。後半の変拍子の中を駆け巡るペトルーシのギターに悶絶です・・・。

OCTAVARIUM

★★★☆

7/10

JOHN WILLIAMS

STAR WARSエピソード3「シスの復讐」のサウンド・トラックです。

2枚組みで、1枚は音楽CDで、もう1枚はDVD。

1枚目はもうお馴染みの「メインタイトル」から始まるこれまでの全6作の集大成という感じの曲が収録。不満と言えば、ダース・ベイダー登場の際に必ず流れる「帝国のマーチ」がちょっとしか収められていないことかな?(ま、映画でもベイダーはほんの数分しか登場しないので仕方ないか・・)

そして、何といってもオイシイのが、特典DVD。これは実に良く出来てる!!

シスの暗黒卿に扮するイアン・マグダーミドが解説するこのDVDは、全6作の中から時系列に名盤面ばかりをピックアップして編集した特別編で、映画を全て見た人も新鮮な気分で美味しい映像を見ながらお馴染みの音楽が楽しめるという優れモノ。僕のようなSTAR WARS大好き人間には堪らない企画です!ファンは必携の1枚(2枚)です。

当然、「シスの復讐」の場面も含まれてる訳で、映画より先にこの映像を見てしまうと楽しみが半減するので気を付けましょう。

STAR WARS:EPISODE V

★★★★★

6/26

GOTTHARD

ついに今年文句無しに満点の傑作アルバム登場!!

これまでも佳作を連発してきたけど、今回は過去最高の出来と断言出切る。

どの曲もメロディのフックが素晴らしく、イントロのギターリフ、ヴァースはイマイチでもブリッジにさしかかる頃から悶絶級のメロディが飛び出す。そしてコーラスに入ると胸にググっと迫る。特に、デフレパ風のバラードのC「EVERYTHING I WANTE「I WONDERG「IVE SEEN AN  ANGEL CRYあたりの中盤の曲のメロディの充実度が素晴らしくて、サミーヘイガーの「ONE WAY TO ROCK」風のドライヴ感溢れる1曲目からラストのボーナストラックまで駄曲というか、全く隙がない。

久々にアルバムの途中で曲を飛ばすことなく最後までじっくりと聴く事が出来ました。

LIPSERVICE

★★★★★

6/21

SYSTEM OF A DOWN

全く予備知識なしに、BBSのレビューを読んで買ったアルバム。2部作のうちの第1弾。

CD店にはラウドロック系のコーナーに山積みされてたので、ひょっとしたらハズレかも?と思ってたけど・・・・・・DREAM THEATERの新作と同時に買ったんやけど、何と!こっちばかり聴いてます!!

こりゃ、ツボやわ。ジャンルは、まあプログレ・ミクスチャー・ハードロックとも言えばいいのでしょうか??

スラッシーにラウドに疾走する部分もあれば、キャッチーなコーラスワークもある。

目まぐるしく1曲の中で曲が展開していく訳やけど、耳につくのは、ツインヴォーカルのポップ・叙情的なメロディという曲作りの巧さが光ります。

35分という長さも丁度よくって、何度でもリピート出来ます。確かに掘り出し物かも。

MEZMERIZE

★★★★☆

6/12

SOUL SIRKUS

ジェフ・スコット・ソート、ニール・ショーン、マルコ・メンドーサ、ヴァージル・ドナティというスーパーグループのアルバムが登場。

ジェフのVO、ニールのGは今更説明するまでもないでしょう。

ある意味、HR界を代表すると言っていい両巨頭による楽曲は、全てのHRのエッセンスを注ぎ込んだかのような濃密なもの。LED ZEPPELIN髣髴のウネリのあるリフが特徴の2曲目、ハードにドライヴする3曲目、妖しげな雰囲気を持つヘヴィな4曲目、ジェフのヴォーカルが冴えるロッカ・バラードの5曲目、爽やかでグルーヴィなアメリカンHRの6曲目・・・とホントにまあ、バラエティに富んだ曲を存分に楽しめます。当然、ニールのギターは弾きまくり状態で、ジャーニーで抑えてた分はリフ、ソロ共に爆発と言った感じ。

19曲(実質17曲)とちょっと1枚に詰め込み過ぎの感はあるけれど、名プレイヤー達による名作の誕生です。

WORLD PLY

★★★★

6/12

BRUNOROCK

HEADRUSHと同様、これまたイタリア人シンガーの豪華ゲスト陣(SKID ROWのレイチェル・ボランなど)を迎えたプロジェクトバンドです。しかも、リードGはこれまたアレックス・デ・ロッソ。

イタリアンメタルと言えば、シンフォニックなクサメタルを想像しがちやけど、これはメロディアス・ハードに分類される正統派メロディックHR。しかも、メロディの質がありがちではなくて、癖のあるフックの効いたもので、中々の好盤と言えます。

ブルーノロックのハスキーなヴォーカルもイカすし、そしてエディ・ヴァン・ヘイレンの生真面目版みたいなギターを聞かせるアレックスのGソロは文句無しの素晴らしさ。トレモロアームのタイミング、緩急自在のフレージング、ハッキリ言ってめちゃんこ好きなタイプのギターです。

あと、目玉になるような曲がガツンとあれば文句無しの満点だったのに。

INTERACTION

★★★★☆

6/6

RAMMSTEIN

ドイツのインダストリアル・ヘヴィロックバンドの最新作。僕はこのバンドは初体験。

DVD付きで2100円というのが魅力的だったので買ってみた。

ドイツ語で歌ってるのは知ってたし、その風貌からしてもっととっつき難いノン・メロディなオドロオドロしい轟音を予想してたんやけど、1曲目からTYPE O NEGATIVEかい?というヘヴィ・ゴシックチューンが登場。「アレ、ひょっとしてゴシック系バンド?」と思ってしまいまいた。聴き進めると、思ったより聴きやすいというか、インダストリアル風味は薄くて、メロディが結構クセになる不気味なゴシック風ヘヴィロック。

E「AMERIKAの「WERE  ALL  LIVING IN  AMERIKA〜♪」という歌メロなんか頭にこびり付いて離れない。昨日は1日中グルグル頭の中で呪文のように流れてました。

コレは想像外の音でした。

REISEREISE

★★★★

5/4

HEADRUSH

LABYRINTHのロベルト・ティランティと元DOKKENのアレックス・デ・ロッソの組み合わせということで、イタリアンメタルとアメリカンHRギターの融合やん!と期待大で聴いてみたんやけど・・・・・・

うーん、確かに、ジョージ・リンチやエディ・ヴァン・ヘイレンから影響を受けたというアレックスのギターワクークは非常に僕好み。リフも手数が多いし、ソロ流麗で申し分無い。

ただ、肝心要の曲がイマイチなんよね。。。ま、ヴォーカルがアメリカンじゃないので、仕方ないのかもしれんけど、このギターに合うのはズバリ、カラっと明るいHRですわ。

いきなり1〜3曲目は同じようなダークなクリーンアルペジオで始まるので、アルバムの流れがどんよりとしてしまう。4曲目、9曲目のようなVAN HALEN風の躍動感溢れるリフをもっと持って来て欲しかったな。サビメロでガツンと来る曲が数曲あればね。

HEADRUSH

★★★☆

5/4

THUNDER

復活作第2弾。

これ、これまでのアルバムにあったキメ曲は見当たらないものの、どの曲も水準以上の素晴らしい正統派ハードロックアルバムではないでしょうか。

上手いヴォーカルに粘っこいリフとブルージーな泣きのギター。これぞ正にHRの王道。

バラードも相変わらず良いし、何だかルークのギターも円熟味が増してソロは以前よりもキレてます。

飽きずに何度でも聴けるスルメイカのようなアルバムとはこういうアルバムを指す。

「HR」とはこういうアルバムを指すのです。文句無しの傑作。

THE MAGNIFICENT SEVENTH!

★★★★☆

5/4

WIDOW

まず、女性ヴォーカルということ、アメリカのバンドということ、そしてこの超ダサジャケでてっきり往年のLAメタルみたいな音を想像して買ってみたものの、全然違いました!

アイアンメイデン風のツインリード満載の昔懐かしのヘヴィメタルで、女性ヴォーカルをメインに、男性ノーマルヴォイスとデスヴォイスを絡ませるというちょっと変わった感じ。

ツインギターは終始泣きのメロディを奏でるし、楽曲もドラマティックでそこそこ良いんやけど、この男女のヴォーカルのバランスがよく分からん。

僕の好みから言うと、いっそのこと女性VOだけにすれば良いのに、変なタイミングで気持ち悪いデスヴォイスが顔を出すもんやから、中途半端なメロディック・デスのような印象を受けてしまう。メイデン風女性ヴォーカルHRでも良いのでは?個人的にこのデスヴォイスはダメだわ・・・。

ON FIRE

★★

5/4

LACUNA COIL

イタリアのゴシック風ヘヴィロックバンドの2002年リリースの3rdアルバム。

日本盤が出たのは最近なのでここでレビューします。

所謂、EVANESCENCEタイプの音楽やけど、彼らの方がこういう音楽をやってたのは先だったハズ。伸びやかなソプラノ女性ヴォーカルと男性ヴォーカルの絡み、まったりとした曲調、とどこを切っても最近流行りの音楽。しかし、暗さはあまりなくて、結構ポップで聴きやすい。

帯の文句が「ダークで妖艶ながら、同時に分かりやすく、入りやすく、覚えやすい」

正にその通りだと思う。

COMALIES

★★☆

5/4

SOILWORK

ブルータル・ヘヴィメタルバンドの7作目。最初は類型的なメロディック・デスメタルバンドだった彼らもアルバム毎に成長し、もはや正統派メタルといっても過言ではない。

ディストーションヴォイスとノーマルヴォイスの二刀流も板についた感じで、アグレッシヴに歌いまくった後、サビメロでノン・ディストーションヴォイスで哀愁のメロディをキメる楽曲は相変わらず秀逸。

それと、相変わらず音のヌケが凄く良くて、各楽器隊の音の分離が素晴らしい。

これまでの集大成的なアルバムで、初期のデスメタル時代?彷彿のスピーディな曲も収録。

ただ、ギター大好き人間としては、リフの鬩ぎ合いがちょっと物足りないのと、ギターソロをもっと収録して欲しかったな。

STABBING THE DRAMA

★★★★

4/10

GALNERYUS

日本メタル界期待の星、ガルネリウスの2作目。デビュー前から知ってるバンドなので冷静にレビューすると・・・・・まず、歌メロにクサイ悶絶ものの「YAMA−B節」が減ったということ。デビュー作のSTRUGGLE FOR THE FREEDOM FLAGのサビメロのように痺れるようなコテコテのクサメロが減り、さらっと聴き流せるようになってしまった。後、歌詞が分かり難くて、REBEL FLAGのようにサビで一緒に歌いたくなる曲も見当たらない。その代わり、曲のアレンジは更に凄くなっていて、クラシックを上手く料理したり、ドリーム・シアター髣髴の難解なキメなど聴き所は盛り沢山。ギターとシンセのテクは文句無しに最高レベル。

けど、逆に、音像はゴチャゴチャした印象でスッキリしないし、ギターもよく聴けば、オブリにワンパターンな手癖スウィーププレイが多かったり、ギターソロを含め、インストパートが長すぎるきらいがある。

このバンドは楽器隊のテクをひけらかしたいのか?アレンジ能力の凄さを見せ付けたいのか?

そうじゃなくって、YAMA−Bという素晴らしいセンスを持ったヴォーカリストがいるのだから、もっと歌メロに力を入れた曲を目指すべし!!だと思う。彼はクリーンヴォイスからデスヴォイスまで幅広い歌唱も出来るし、そして素晴らしい作曲家でもあるのです。何で今回「YAMA−B作」の曲が無いのか不思議です・・

ADOVANCE TO THE FALL

★★★★

4/2

CONCEPT

イタリアのメロディック・メタルバンドの2作目で、思わずジャケ買いしてしまった一品。

ヴォーカルは、ややアンドレ・マトス似の鼻にかかったメロスピ・クサメタルにありがちなヘナチョコ・ハイトーンで、この手のタイプが嫌いじゃなければ大丈夫だと思われます(?)。

ギターは、イングヴェイ直系のネオクラシカルな単調・ワンパターンなフレーズを弾きまくり、歌メロは、日本人好みの耳に馴染みやすいポップでキャッチーなメロディで、シンセがドラマティックに曲を盛り上げ、ドラムも前のめり気味に軽やかに疾走する。と、ここまで書くと「何や・・巷に溢れるクサメタルの一派か」と思いがちやけど、このバンドにを4つも付けたのは、プログレッシヴな曲構成が非常に魅力的だからなのです。まあ、初期のDREAMTHEATREからの影響はかなり感じるけど、このクサイメロディと起伏の激しい変拍子バリバリの変化球交じりの楽曲は結構良いかも?女性ソプラノコーラスもかなり曲にインパクト与えてます。

@「NEW PERSPECTIVES」、A「FAITHLESS TRUTHはかなり強力で、中々の好盤じゃないでしょうか。

THE DIVINE CAGE

★★★★

3/9

JUDAS PRIEST

超鋼鉄アルバムPAINKILLERから15年。ついにロブ・ハルフォードが復帰しての鋼鉄神再降臨!

@「JUDAS RISINGの威風堂々たるヘヴィチューンを聴いて感動しないメタルファンはいないでしょう。グレンとK.K.の刻む重厚なリフ、スコットのヘヴィなドラム、そしてロブの超絶ヴォーカル、これらが全て組み合わさって「正にMETAL GOD!」という音像になっております。素晴らしい!

このオープニングの曲の後、アルバムでは異色とも言える軽快な疾走チューンで流れを切り替えて3〜5とヘヴィに落ち着かせて前半を締める。後半は、6曲目で再び軽快に走り、7曲目のバラードで流れに拠点を作る。8曲目のメタルチューンで盛り返した後、ラストの13分を越える10曲目の大作に向かって収束する。

このアルバム10曲の流れを見ると、CD化時代に流されることなく、80年代までのLP時代には常套手段だった「アルバム構成とはこうあるべき!」という基本に忠実なのに驚く。だから途中でダレる事なく最後まで何度も一気に聴き通せる。どっかの誰かみたいにCDの容量ギリギリまで捨て曲を詰め込めば良いってもんじゃない。アルバムの個々の曲を印象付けようと思えば、8曲から10曲くらいが丁度良いと思う。

ミディアムチューンが多いのと、リフがシンプルになり過ぎてる事が若干不満やけど、ティムには申し訳ないが、モダンなJUGULATORDEMOLITIONをスっ飛ばして、PAINKILLERから流れた年月を考えると、これはもう十分過ぎる内容でしょう。オジサン達に拍手!!

ANGEL OF RETRIBUTION

★★★★★

2/26

KAMELOT

7作目。僕は4作目から聴き始めたけど、これまでは高水準をキープしたままどれもが傑作と言える内容でした。このアルバムも決してハズレじゃないけれど、曲にマンネリズムと限界を感じます。

もっと言うと、このアルバム全体のドラマを体感するなら、名曲THE FOURTH LEGACY1曲だけでも僕は十分にバンドの魅力とドラマティックな展開を堪能出来てしまうのです。

これまで以上にアルバム全体の流れ、コンセプトを重視したために、曲単体での魅力が半減していると思った。1曲目は重苦しくスタートして、2曲目で軽く疾走してジャブを打つ。それ以降はドラマティックにアルバムを盛り上げていき、終盤に山場を持ってくるという流れは常套手段なんやけど、それならクイーンズ・ライチOPERATION: MINDCRIME」のようにもっと1曲1曲を魅力的にメリハリ付けて作って欲しかった。まあ、9曲目〜10曲目の流れはかなりカッコ良いけどね。

ヴォーカル、曲のアレンジの上手さは言わずもがななんやけど、ギターに強力なテクニックがある訳じゃないし、リフもメロディックメタルの類型の域を脱していない。おまけにロイのヴォーカルはパワーがないので、どうしてもヘヴィメタルを聴いた時の高揚感を得るには至らない。

これまのアルバムにはキメ曲が必ずあったんやけどね。

THE BLACK HALO

★★★

2/22

MARS VOLTA

注目のアルバム。初めてこのバンドの音を聴いたけど、これは何て表現して良いのでしょうか?

5分で77分というとても難解な「普通の音楽ファンはお断りですよ」といったプログレッシブな音楽で、当然演奏は抜群にテクニカル(特にドラムス!)。ギターの音色が往年のYESを彷彿させるのが渋い!

様々な効果音とカラフルなエフェクトを駆使した複雑、怪奇な楽曲は、数回聴いただけでは全貌なんて掴めっこなくて、正に新世代Rock!

これは所謂ハードロックでもヘヴィメタルでもないけれど、そういうファンに訴えかけるものがあると思う。

普通のロックに飽きた人は一度試してみては?

後にトンデモない名作と語り継がれる可能性大な恐ろしく濃密なアルバムです。

僕は完全にハマりました。

FRANCES THE MUTE

★★★★☆

2/13

KREATOR

スレイヤーのANGEL OF DEATHちっくな@「ENEMY OF GODで掴みはOK!

しっかし、こりゃまたえらく強力なスラッシメタルアルバムを作ったもんですね。このバンドは色々音楽性を模索してるイメージがあるけれど、これを聴く限り完全復活でしょう。

デスヴォイスの一歩手前のミレのアグレッシヴなヴォーカル、オドロオドロしさを増長させる怪しげなギターの音階、メロディックデスに近いものがる突撃型の攻撃的なリフ、ツインリード、とどこを切っても「暗黒スラッシュ」。うーん、各曲に用意されている疾走からミディアムへのテンポチェンジが堪らなくカッコ良い!

全般的にリフがマンネリ化してるのがちょいと残念やけど、全般的な出来は文句無し!

ENEMY OF GOD

★★★★

2/13

MASTERPLAN

元ハロウィンのローランド・グラポウ、ウリ・カッシュ+ヨルン・ランデという豪華?キャストの2作目。

ヨルンのヴォーカルはまるでデヴィッド・カヴァーデール髣髴の堂々たる歌いっぷり。流石です。

ギターのローランドは、かつてのインギー見習い小僧の域は脱してるけど、全くといって良いほどギターソロに魅力が無い。結構弾いてるハズなのに全然耳に残らないのはどういう事?

楽曲はう〜ん・・・イマイチかな?冒頭の疾走曲にしても何かが足りない。個々のパーツは悪くないのに心に響かないのは、曲に派手さが無くてメロディのフックが弱いからだと思う。

そんな中でもかつての「守護神殿」の香りのする9分を超える11曲目がまずまずかな。

実は、今年に入ってこのCDしか買ってないのでもうかなり聴きまくったんやけど、何だかのめり込めないのです。ズバリ、聴き所はヨルンのヴォーカルです・・・。

ARRONAUTICS

★★★☆     

1/27

 

           2004年レビュー  2003年レビュー   2002年レビュー  

 

 

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